顔汗は食事で治るの?

顔汗には様々な原因がありますが、その1つに食生活の乱れがあげられます。つまりそれは食生活を改善すれば、顔汗が治るということも示していると思います。そこでここでは、どんな食生活が顔汗の原因になるのか、顔汗の解消にはどんな食生活をしたら良いのか、等についてお話していきたいと思います。

 

まず顔汗の原因になりがちな食生活の特徴について、お話したいと思います。摂り過ぎると顔汗に限らず汗をかきやすくなってしまう飲食物としては、香辛料・カフェイン等の刺激物・アルコール・肉類・脂肪の多いもの・糖分の多いもの・乳製品・その他の高カロリーな食品や料理があげられます。逆に過度の汗や悪い汗を抑制してくれる栄養分の代表格が大豆イソフラボンだと言われており、女性ホルモンに似た働きをするため女性特有の症状や、多汗症等精神的な原因からくる発汗に効果があると言われています。女性ホルモンを増やすだけでなく、肌や髪の健康にし骨を丈夫にする他、自立神経の安定にも効果があるそうです。但し1日の摂取量は40mg〜50mgが理想とされており、それ以上は摂取しても吸収されないので、摂り方には十分な注意が必要です。具体的な食品に換算しますと、納豆1パックが65.0mg、豆腐110gなら55.0mg、油揚げ2分の1枚75gが52.5mgとなります。

 

その他に摂取するといい食品としては、植物性エストロゲンを豊富に含むアボカドや大葉・もやし等の野菜、カリウムの豊富なトマト・ナス・きゅうり等の野菜が良いとされています。ここにあげた以外の野菜でも、料理の仕方次第ではカロリーの高くない野菜は沢山ありますので、それらの野菜と組み合わせて調理すると良いでしょう。ご飯に味噌汁・魚に野菜メインのおかず数品の和食、この一見ダイエット向きの食事も、顔汗解消には大いに効果があると思います。炭水化物は脂質より、体内で熱を作りにくいと言われているからです。御飯以外では、野菜の具を沢山入れる冷やし中華・パスタ料理・素麺などでもいいでしょう。

 

また辛いものや酸っぱいものを食べて異常に汗をかいてしまう場合、味覚性多汗症である可能性もあり、他のものを食べても何を食べても汗をかいてしまうとなると重症で、最悪の場合、拒食症や人間不信・引きこもり・うつ病・他の多汗症を併発してしまう可能性もあります。症状が軽度であれば、普段から徐々に刺激物や辛いものに慣れるようにしていくと、辛さを感じなくなり発汗も少なくなります。特定の食べ物だけを食べると発汗することがハッキリしている場合は、その食べ物を避けるようにするという手もあります。ただあまりにその種類が多い場合は、食べ物に慣れる方向にシフトした方がいいでしょう。どちらにしても人付き合いの多い人は、周囲の人に理解してもらうことが大切です。

 

また食事とは違いますが、水分の吸収がうまく出来ていなくて体温調節がうまくいかず、汗をかくこともありますので、そのような傾向のある人は、経口補水液のような水分に適度な水分を含んだものを、外出時に持ち歩いて小まめに摂取するようにするといいでしょう。特に暑い夏でしたら、このように熱中症対策と顔汗対策を並行して行うことで、体調管理に万全を期していただきたいと思います。